今までのいろいろな勉強やお試しでわかってきたので、いよいよ本番!と思い、懸案のカトラリーレスト(コバルトブルー)を焼成しました。(右側はテスト焼成した、大好きな色、黄色のストライカーバージョンです)
焼き上がりも完璧!と思ったのですが。。。。触ると表面に今までにないざらざらがたくさん(汗)
↑ 撮影も加工もへたくそ笑 とりあえず目立った部分を朱色で囲んでいます。
えっ??????????????????????
もともとこの色は失透(ガラスが冷却されて固まっていく際に、結晶が出来て透明さを失うこと)しやすいな。。。とは思っていたのですが、こんなにつぶつぶざらざらになったことはなく。。。
焼成前、このガラスはちょっと汚れているなと思い水洗いしたし、電気炉の中にセラフォームが残っていないよう掃除もしたし、(トップ温度が720℃なのでほぼ必要ないかはと思ったけれど)離型紙の粉が舞わないようパーフェクトプライマーを離型紙にスプレーしたし。。。
思い当たるといえば、今まで使っていたコバルトブルーのガラスは新たに購入したものでしたが、今回は、以前とあるステンドガラス店の閉店セールで手に入れた年代物です。
で、またまたガラスの師匠に相談。折り返し「そのメーカーのガラスは毎回ガラスの色合いや表面が違う。中には届いた時点でさびのような汚れが散らばってたり、引きずった跡が残っていたり。。。今手元にあるガラスはフルフューズした方がいいかも」とのお返事が。
ええええええええええええーーーーーーーーーーーーーーー!!!
自分の焼成手順が悪かったのかとちょこっと落ち込んでいたのですが、ガラス側の問題の可能性大だったとは。。。とほほ。ガラス、マジ奥が深いです。
確かに今まで使っていた同じ番号のガラスとは透明度が違うし、自然光、下に白い紙を敷いて接写してみると、
つぶつぶざらざらがはっきり!
で、またまたひとつ勉強になりました。特に透明ガラスの美しさを活かす作品を作る時には、ガラス選びがとても大切だということ。また、より綺麗に仕上げたいと思ったら、ガラス作品を作る前に必ずガラスの表面を綺麗にすること。そういえばブルズアイの動画に、作品制作前にきちんと専用の液体クリーナーでガラスを丁寧に拭いているものがありました。七宝焼きでも最初に彫金板をクエン酸につけたり、ガラス質の釉薬を水洗いするし。
日々勉強です!!
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