デジタル温度調整器の調子が。。。

普段は七宝焼きの電気炉の横に置いて使っている、非常に優秀なデジタル温度調整器。以前から何回もこのブログに登場しています。

普段は↑の写真のようにデジタル温度調整器のPV値(炉内温度)が、SV値(プログラムしてある温度)と2度以内になるよう、調整器を設定しています。


でも、ここ最近、このPV値がSV値に追いつかない現象が起きています(温度上昇、トップ温度保持時など)。電気炉側の熱電対(電気炉の炉内にあり、電気炉内の温度を計っている部分)の故障を疑った主人はまず、調整器を電気炉から完全に外して、電気炉だけでの温度上昇を確かました。結果、電気炉に当初からついているアナログの温度計は、時間の経過とともに通常の温度上昇値を示し、そしてそれは私自身が感覚としてつかんでいるものとも一致し、熱電対(電気炉側)の問題ではないことまではわかりました。

まずは電気炉の問題ではないことで少しほっ、としました。なぜなら、この状態でも、七宝焼きはできるからです。(厳密にいうとガラスも焼成できますが、温度上昇や徐冷キープなどで自分で炉のスイッチをオンオフしなくてはならず、炉の番人になってしまうから、それは避けたいなあ。。。)


ちなみに取り外した状態は↓の写真のようです。


まずは師匠に相談。現象だけの説明でしたが、何でもご存知の師匠は折り返し、「接触不良なんかが一番多い原因だと思うのですが。。。」とのこと。いつも的確なアドバイス、本当にありがとうございます。


なのですでに購入してから数か月が経ち、本来ならテクニカルサポートを受けることが難しい購入元に思い切って電話で相談。先方と主人、技術屋同士の会話を交わし、問題解決のヒントをいただけたと思っています。お忙しい中、対応して下さった販売元の方、本当にありがとうございました。


この週末には主人が直してくれることを期待しつつ。


しばらくはガラスは難しいかな。。。あっ、でも七宝焼きはできますので、これは、七宝焼きをもう少しがんばりなさい!という天の声だと思うことにします。

それに、デジタル温度調整器を使っていると、普通のガラスフュージング用の電気炉を使っているのに比べて、思わぬ経験をすることができ、それもまた、きっと師匠のように、将来役立つかも?(役立たないか笑)

何事も経験と思い、これからも七転び八起きで頑張っていきたいと思っています。

Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.