早速焼成トライ / Using the digital display controller

主人にセットアップしてもらったデジタル温度調整器、早速使用開始!


私の躓きのもととなった、カトラリーレストをお試し焼成します。

炉に入れる前はこんな感じでした。

ということで、まずは何よりも大切なのは焼成プログラム。

今回はエフェトレを焼成するので、今までお勉強で使っていた、ブルズアイの公式焼成プログラムは使用できず。エフェトレ社で公開しているのは、たったこれだけ↓


そこでガラスのお兄様にまたまた相談。

「ガラスを焼成する時のスケジュールは、ブルズアイの焼成プログラムを基本として、使うガラスメーカーや技法によって温度や時間を変化させれば大丈夫」とのこと。

いつもいつも有益なアドバイス、本当にありがとうございます!


そこで、えい!とプログラムを決めて、(旦那が)入力して、焼成開始!

(すみません、実際の焼成プログラムは、まだ自分自身未熟で自信がないため、ここに書くことは控えておきます。今回はタックフュージングですのでトップ温度は720℃、炉をオンにしてから、スイッチオフまで7時間余りのプログラムです。)


途中、こんな感じです。

で、翌日炉から取り出したら、このように仕上がっていました。

私の電気炉は、高温でものすごく威力を発揮する(すぐに温度が上がってしまう)ので、今までのタックフュージングはこわごわ。でも今回は温度をデジタル管理、タックフュージング温度(私の炉では720℃)を安心して10分間キープすることが出来ました。で、結果、形はほぼ原形のまま、ほんの少しだけ角が柔らかく焼き上がり、大満足! 日頃お試し焼成したカトラリーレストを使わされている旦那からも、前回焼成したものと比べて、触っても痛くなくていいんじゃない?とのコメントあり。


で、それっぽく見える写真。

きちんと徐冷したので大丈夫だとは思うのですが、温度調整器を完璧に使いこなしていないことから発生した問題がいくつかありましたので、さらなる品質向上を目指して少し温度調整器のテストを行うことに。(理系旦那の提案。次の記事に書きます)


テストしている間、このカトラリーレストは私がしばらく使って、耐久性を確認したいと思います。

Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.