端材利用プロジェクト進行中

ここのところ失敗作品が続いて落ち込んでいたので、前々から取り組んでいた端材利用、また復活させてみました。

作るのは、10x10cmのお皿です。使ったガラスはモレッティ(エフェトレ)です。

とりあえず、カトラリーレストを作っていた時に、カットが微妙に失敗したガラス、中途半端な太さで残ったもの、耳の部分を並べてみました。

この上に、下の写真のように長方形の色ガラス端材をいろいろと組み合わせて載せました。

このように、上の段も下の段も端材の組み合わせというのは、今まで経験したことがありません。ただ、ここでやったような、小さな端材をた~くさんフュージングするのとは違い、フュージング面が少ないはずので、たぶんうまく行くのではないか、と期待を込めてくみ上げました。そうそう、ガラスにY(イエロー)、R(レッド)と油性マジックで書いてあるのは、ストライカーガラスです。自分で何をどこに配置したのかいまいち覚えていられないので、メモ書きの代わりにガラスに直書きしました(笑)

端材の組み合わせなので、いつもよりは高い温度、トップ温度760℃で10分ほど焼成しました。780℃のフルフューズまで持っていかなかったのは、色ガラスの四角っぽさを残したかったからです。

徐冷キープ、端材の組み合わせなのでいつもより少し長めに3時間ほど取りました。

出来上がりはこんな風です。(すでにサギングモールドの上に置いてあります)

こちらが使用したサギングモールド。(以前にも登場したと思います。)

で、トップ温度720℃で5分ほどキープ、しっかりとガラスが落ちたところを確認して徐冷に入りました。


出来上がりです! 可愛い色でしょ?(笑)

失礼な 遠慮なく感想をいう旦那は、昭和の灰皿みたい、とまたまた言っているけれど(笑)

そして裏側はこんな感じです。

上下端材の組み合わせで作ったこのお皿の耐久性はどうなのか、これから日々使用して試してみたいと思います。

今日のおやつは、これにわらび餅をのせて、っと~💛



【追記】

プライマーってどれくらいふりかけたらいいのでしょうか。いつも迷いつつ、ガラスとモールドがくっつくのが怖いため大量にふりかけている自分がいます。ここに面白い動画を発見しましたので、ご紹介しますね。スプレー式のものは、2:22あたりからです。

Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.