成功!

ここ数週間トラブっていた、作品の中で厚みに差があるすこし大き目のガラス絵、ついに成功!


今まではエフェットレ(モレッティ)を使っていたのですが、エフェットレよりブルズアイの方がコンパチブルテストの様子などをビデオで公開していて、ガラスとして安定しているのでは、と(勝手に)判断。

今回初めて、大作❓としてブルズアイのガラスで組み上げました。

ストリンガー、フリット、コンフィティは持っている方から少量ずつを分けてもらい、あとは自分の手持ちの数少ない、ブルズアイで作ったカボションやらガラスを総動員。でも色味が足りないよ~~

そうそう、今回はブルズアイの直径1㎜のストリンガーをろうそくの炎で曲げてみたのですが、すごく簡単に曲がりました。

見ていただくとわかるのですが、3㎜のテクタの上に6㎜のカボション(魚ちゃんたち)がのっています。なのでガラスは合計で9-10㎜ほど、作品内の高低差は6㎜あります。

そこでいつものブルズアイの焼成表 6/6 を確認。高低差のある作品なので、ブルズアイの表にある厚みの2倍の徐冷時間を取ること、を参考に、482℃で6時間の徐冷キープ時間を設けました。今回はブルズアイなので、安心してこの表の通りにやればOK!大船に乗ったつもりで炉に入れました。焼成のトップ温度は、タックフューズなので720℃、10分ほどキープしたでしょうか。トータルで14時間くらいのプログラム、その後炉内での自然徐冷を含めると、ほぼ1日、炉内に滞在していました。


で、翌日炉から出してみると、

はい、ちゃんとひびもなく焼成出来ていました!ちなみにこれを炉から出したのは3日前、水曜日の早朝です。今日は土曜日、それまでの間、ひびは全く入っていません。やった~~さすが安定のブルズアイ~💛 これからはブルズアイのガラスを増やして行こうっと!


で、以前失敗した海底作品(こっちの方が色が綺麗)を引っ張りだしてみてみました。

これは裏面です。わかりやすいように大きくしてあります。黄色のストリンガーの周り、そして、黄色のストリンガーから左上に向かって割れ目が走っています。やはり不透明黄色のストリンガーが悪さをした 原因なのだとはっきりとわかりました。ということは、不透明黄色を使わなければ、エフェットレでもできるかな?うう。。。もはやエフェトレで挑戦する気力なし(笑)


もうひとつブルズアイを使っていてわかったことがあります。ブルズアイのガラスって、切り慣れたモレッティに比べて硬っ💦 という話をつぎやんさんのインスタライブで質問してみたら、たくさんの先輩方から、そうそう、ブルズアイの方が硬いよ~~とのコメントをいただきました。そうなのですね、よかった~~私だけそう思っていたわけではなくて。独学の身には、先輩方のお話を伺うことのできるインスタライブがとってもありがたいです!つぎやんさん、このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。


で、なぜブルズアイの方がエフェットレより硬いのか。。。少しネットを調べると、海外の掲示板でも、そう思っていらっしゃる方たちのお話が載っていたり。このあたりもなぜなのか疑問なので、また時間のある時に調べてみたいと思います。

そして、やはりブルズアイでお絵描きをするには、ガラスやパーツが足りない!とりあえず手持ちのガラスでもっともっと大小さまざまのカボションを焼こうっと~💛

Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.