ガラスは本当に難しい② / Glass is really difficult②

万策尽きた思いで、尊敬するガラスのお兄様に相談。


いただいたアドバイスは、


①最初に3㎜x2段の透明棒を一旦焼成。その後色ガラス3㎜1層を上に足して再焼成というプログラムだったが、1回で一気に3層で焼成する

②徐冷はどうしてる?モレッティなので470℃で1時間キープ、その後1時間かけて350℃まで下げる。


でした。


えっ⁉ 徐冷にそんなに時間をかけなくてはならないの?!マジ???????


私のバイブルとしているフュージングの教本には、「炉内温度が480℃程度まで下がった段階でアルミナ板を取り出し、徐冷マットの間に挟んで徐冷することができます。」(2018年8月までの情報で編集されているとの記載があり)、自分もそのお店で実際に徐冷マットを購入したときにそういったアドバイスを受けた記憶があります。なので、自分は今までこの方式でやってきました。

お友達が集まっての制作でも、たくさん作ってこのページに掲載し、minneにも出品しているハートの作品もこの方法、もしくはいったん焼成後、炉内温度が自然に下がるまで放置する、という焼成方法でした。


【ここ重要】こちらの本やお店についてマイナスのコメントをしているつもりは全くありません。ガラス焼成についてはいろいろな考え方があり、それぞれの炉でも条件が違います。(その本にもそういう注意書きがありますし。) 小さなアクセサリーについては、豊富なご経験に基づいてこのように実践されている、ということだと思います。


でも、自分はminneで作品を販売する身。納品後すぐに割れてしまうようなガラス作品を作るわけにはいきません。


そこでまず私が取った行動は、お友達や周りの人に片っ端から、今まで作ったガラス作品が割れていないかどうか、確認することでした。

幸い、販売したものをはじめ、「割れた」「ひびが入った」との報告はひとつもなく、とりあえず胸をなでおろしました。(100個以上の作品があったと思われます。)

その際にいただいたみなさまの優しいお言葉、とても胸にしみました。ありがとうございました。


そこから、私の勉強が始まりました。

徐冷って何? なんでそんなに大切なの??


Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.