文献を読み漁った結果、まずは自分の電気炉の特質を知る必要があることに気づきました。
私の愛おしい電気炉です💛
シロタのSF2、温度管理はアナログ、左下に温度計、右下にダイヤルスイッチ(7段階)。
炉内もそれなりに広く、七宝焼き、特に高温焼成ではものすごく力を発揮してくれます。
この電気炉でガラスフュージングは可能なのか(ゆっくりとした温度上昇、下降が可能なのか、低温焼成のスイッチ2、スイッチ3でそれぞれ560℃まで調べてみました。
以下、結果をまとめたものです。
注)これはあくまでも私の炉での実験結果です。炉が変われば同じ機種でも違う上昇曲線となるでしょう。シロタではHPでそれぞれの機種の温度上昇曲線を開示していますので、メーカーの工場出荷時の正しい数値をご覧になりたい方はそちらを参照くださいね。
↑のまとめの下の方に結論を小さく書いてありますが、読みづらいし大切なところなので、ここにもう一度書いておきます。
【結論】
スイッチ2では500℃に上昇するまで103分(291℃/h)、スイッチ3では66分(454℃/h)を要し、ガラスフュージングに耐えうると判断(温度上昇の時はガラスが割れなければ大丈夫とする。)
以下、英語文献の推奨値。厚さ3㎜→260℃/h、6㎜→205℃/h、9㎜→150℃/h
(使用するガラスの種類や作品の大きさにもよる)
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