珪藻土コースター1回目トライアル

近所のホームセンター内にキャンドゥがあるので、日曜日にホームセンターが大好きな旦那と出かけてきました。

で、ガラスフュージング界でも噂の、珪藻土コースターをゲット!

まずは以前面白く見た、つぎやんさんの動画をじっくりと見る。

そうっか、ガラスのプロでも泡が入ってしまうのですね。。

これはとても難しそう。

ひとつ、すごく勉強になりました。珪藻土コースターは焼成すると、縮むのですね。

で、まずは自分の珪藻土コースターの直径を計測、9.52㎝でした。

コースターがどれくらい縮むかわからなかったので、最終的には9cm程度になると予測。


そして自分は、周りに囲いなどを作らず、必要量のガラスを計算して、コースターに直接載せて焼成しようと思いました。

で、その必要なガラスの分量ですが、今までの、あやしい 手計算ではなく、海外サイトで、ガラスフュージングで作品を作る場合に必要なガラスのグラム数を自動的に計算してくれるサイトを発見したので、こちらを借用。

これは、ポットメルトの時に必要なガラス量を計算してくれるのですが、円形のものを作るのなら、一緒ですよね!(ちなみにこちらが、ダムで囲む立方体 ㎤ を作る時の自動計算サイトです)

Size に作りたい物体の直径(私の場合90、㎜、diam.) を選択。

Thickness に物体の厚み(6、millimeters)を選択。

Glass欄では soda-lime を選択。


Go! を押すと

黒枠内。厚さ6㎜、直径90㎜のポットメルトを作るためには95.4gのソーダライムガラスが必要です。

と出てきます。

【ここ重要】

このサイト独自のものです。100%正しいとは言い切れないと思います。このサイトを信頼するかどうかは、各自のご判断に委ねたいと思います。



そうっか、95.4gかあ。。。

はかりはアナログだし(旦那にデジタルのものを買えといつも言われている笑)、90gくらいのガラスが適量なのかなと、あまたある無色透明ガラスから約90gを計り、パーフェクトプライマーをたっぷりとふりかけたコースターの上に積み上げていきました。ガラス層は結局、2層ほぼぎっしり+3層目ちょこっと、という感じです。

外側に垂れるといやだったので、縁の内側になるべく積み上げました。


いつもの通り、ゆっくりとガラスの温度を上げていきました。途中30分ほどキープも入れました。

トップ温度820℃まで行ったところで炉内チェックをしてみたら、なんと真ん中より少し左奥に風船ガムのような大きなバブルが汗 このままだと大失敗になる、とあれこれ考えて引っ張りだしてきたのが、↓です。

七宝焼きをやっている方ならご存知の、マーブル棒。

炉内で焼成中の胎の釉薬が溶けているうちに棒を突っ込んで、釉薬をひっかき、綺麗なマーブル模様を作るための棒です。(そういえば最近七宝焼き、全然やってないな。ガラスが一段落したら、また七宝焼きマーブルやりたいな~)

これで泡がつぶせないか、何回か泡が膨らんだ時につぶしたり、泡のある部分をひっかきまわしたり、手前にガラスを動かしてみたり。とりあえずでかい泡は消えたことを確認して、徐冷に移りました。トップ温度での焼成は、20分ほどだったと思います。

そしてきちんと徐冷して、今朝、電気炉から取り出してみたら。。。


とりあえず、ガラスが型からははみ出していなかったようです。そしてするりと外れてくれました。

でも、ちょっとガラスの分量が足りないですね。。。コースターから外してみると、その大きさの違いがくっきり。やっぱりちゃんとしたデジタル秤を買おうと決断笑

ちなみにコースターの直径は8.9㎜に縮んでいました。これ、次に使ったら、また縮むのかなあ。。。


そして、肝心の出来ばえはというと、

(わかりやすいようにでかくしてあります。恥ずかしいけれど。)

↑ 表

↓ 裏

デカい泡は消えていました。マーブル棒で引っ搔いたおかげ??(でも、高温の炉内にあるガラスを引っ掻くのはとても危ないので、七宝焼きで慣れていらっしゃる方以外は、真似しないでくださいね)

表を見ていただくとわかるのですが、ガラスの泡をつぶすために棒で引っ掻いてそのガラスを手前の方に引っ張ってきた際に、下のパーフェクトプライマーも一緒にまきこんでしまいました。(ちなみに表面はつるつるです。ひっかき傷のように見えるのは、いずれもパーフェクトプライマーを巻き込んでしまった跡です。)

あと、裏面に一部に、パーフェクトプライマーが食い込んでいました。


ふう~~~

やはり泡問題、手強いです。


泡を出さないためには、もっとガラスの積み方を考える必要がある??

もっと小さな粒を積みあげるとか??

それとも、コースターにプチ空気穴を数か所開けてみる???

最初の動画で、焼成途中での泡切り時間を長くすると、コースターの形状が反ってしまう。。。とのことだったし。


もう少し検討が必要なようです。

でもね、コースターの模様がくっきりと出たガラス、とても綺麗なのですよ!

Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.