原因分析 / Why did it break?

こちらで大失敗、ボロボロになってしまった端材利用のお皿(と私の右手人差し指)。


その後師匠に相談したところ、「モールドにガラスがくっ付いてしまったとのことなので、おそらくモールドにくっ付いたまま冷めていき、ガラスが縮もうとした時にモールド付着部分が引っ張られて割れたのではないか」とのアドバイスをいただきました。パーフェクトプライマーの量が少なかったり、スプレー前の撹拌が足らなかったなんてこともあるかもしれません。。。」とのアドバイスが。


ええええーーーーーーーーーー!!!!

パーフェクトプライマーが足りなかった?もしくは攪拌が足りなかった???そんな基本的なことだったのぉ⁈⁈⁈


とりあえずパーフェクトプライマーの缶に書いてある使用方法を初めてじっくりと読むと、

・使用前に容器を強く振ってよく撹拌して下さい。

・モールドの表面をキレイにしてからご使用ください。

・缶を垂直に持って、30cm程離れたところからスプレーして下さい。

使用前に強く振ることと、最初に書いてあります。私は今までスプレー缶を使う前の癖で、軽く数回振ってから使っていましたが、これからは強く振ってから使うことにします。


そういえばこのお皿の焼成準備をしている時、最近お皿の焼成が続いてパーフェクトプライマーがどんどんと減っていくな。。。パーフェクトプライマーってお高いのよね。。。と思った記憶が。そんな気持ちで準備したので、もしかしたらスプレーする量が普段に比べて少なかったのかもしれません。とほほ。


そして前記事の、モールドの穴を塞いでしまったことが失敗のせい??との自分の考察について師匠から「モールドの穴は空気抜きの穴で、モールドに沿ってガラスが曲がる時に中の空気を閉じ込めないようにするもの。空気が閉じ込められるとガラスの中に空気が入ったり変形したりするので。今回の割れとは直接関係はなさそうな気がします。」と。師匠、いつも有益なアドバイス、本当にありがとうございます。


モールドの穴かあ。。。今まであまり気にもしたことがなかったけれど。

自分の持っている3つのモールド、10cm円形には穴が開いているけれど、6-6.5㎝程度の、ミニ正方形とミニ八角形のモールドには穴が開いていません。(今回初めて気づいた事実)

で、自分の購入したグラクラマーケットのサイトに行って他の商品を確認してみると、9㎝以上のモールドにはほとんどみな小さな穴が入っているのですね。ついでにプルズアイさんの本家のページに行ってみると、大きなモールドでは、2つ穴が開いているものなどもあり。市販されているモールドには、このように私たち初心者でも扱いやすいよう、いろいろな工夫が加えられていることがわかります。


それにしても、失敗すると学びますね~~~

だからたまに失敗するといいのかも ← 失敗に対する言い訳(笑)


ちなみに自分がガシガシとガラスを取って磨いたモールド、その後ちゃんと機能してくれました。ご安心ください。そのことは次の記事で。





Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.