くっついた(笑)

ここのところ「実験」を繰り返し、はい、見方によっては失敗作品の山を築いています(笑) 今日もそんなお話です。


以前にもブログに書いたと思いますが、こちらの英語サイトで登録すれば、ガラスフュージングの教本1冊を無料ダウンロードできます。本来はたくさんのガラスフュージングの電子教科書を書かれている方が、無料でサンプルを下さっています。


その中でも大好きな端材利用が基本の作品に挑戦してみました。

使ったのは、ホームセンターで400円くらいで買った直径9cmのステンレスの円筒物体。そこにパーフェクトプライマーをたくさん吹きかけて、端材を組み上げました。(海外サイトでよく見るような、厚手の離型紙は持っていないので側面には何も敷きませんでした。これがのちに悲劇 面白い結果をもたらすことに)

今回は厚み1cmのものを作ろうと思い、以前勉強した内容に沿って必要なガラス量を計算。

た~くさんある無色透明のガラスをひたすら同じような大きさに切っていきます。わたしはO型なので、かなり大雑把ですが(笑)

これをどんどんと積み上げ、そして一番上の段には、カラーフリットをたくさん!

さてさて、どんな感じになるのか、焼成してみました。

トップ温度760℃、10分くらい。徐冷キープも作品が1cmあるので、いつもより長く時間を取りました(たぶん3時間くらい)


で、翌日の朝、炉から取り出してみたら。。。。

剥がれない!モールドにくっついたまま(笑) モールドにはあんなにパーフェクトプライマーをふりかけたのにぃ。やっぱり側面に薄くても離型紙も貼っておくべきだったな、とプチ反省。でも、こんなことではくじけません。これまでにた~くさん失敗を重ねてきたので、この程度なら、「成功!」と脳内変換できるような便利な頭になったようです(笑)

はい、一応調べました。どうやったらガラスとステンレスを離すことはできるのか、ということを。

一番現実的だったのは、再度焼成してガラスが柔らかくなった高温時に、ガラスとステンレスを無理やりはがす、というやり方のよう。

でも、そんなことしたら危ないし、第一、この模様、気に入っています。

それに、ガラスがしっかりとステンレスの底に張りついていて、水漏れしません。これなら、コップとして使える!と喜んでいると、旦那から白い目で見られました(笑)

とまれ、とりあえず黒くなったステンレスガラス物体をクエン酸につけて少し汚れを落とし、その後重曹につけて、少しだけ黒ずみを退治しました。

そして光にかざしてみたら、

うん!模様が綺麗!!! ← 負け惜しみ?(笑)

ちなみに裏面はこんな風です。

小物入れにでもするかな~💛

それともガラスを型から外すいい方法、あるかしらん?!

素敵なご提案、待っています!

Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.