端材利用、トラブっています。。。

最近は成功しつつある端材利用(直近2回(ここここ)は成功、その前はスランピングモールドにガラスがくっついて失敗💦)

気をよくしてまたまた挑戦したのはいいのですが。。。


まずは直径10cmの円ガラスを目指してガラスを計測。

ガラスの耳など、すべて端材でこのようなものを組み上げました。

すべてエフェトレ(のはず)

これをトップ温度820℃でフルフューズ、出来上がったのが、↓のような物体です。

(焼成1回目)

これを最近手に入れたメタルランナー(プライヤー)とオイルカッターで切り刻んで、このように配置。

切り口、見てみて~~~一旦焼成して表面つるつる、切りにくくなっていた板ですが、結構ちゃんと切れていますよね(自画自賛笑) メタルランナー、わたしのようなか弱い女性(笑)でもちゃんとガラスがすぱっと切れます!すっごく優れもの~💛

そしてこれをドキドキしながら炉に入れてまたまたフルフューズ(焼成2回目)。


830℃で1時間ほどキープ。まん丸にはなりませんでしたが、それなりの形に。

そして徐冷をいつものプログラムできちんと済ませて、翌日朝、炉から出してみると。。。


くやしいから 検証のため、でかくしてあります。

↑ は再焼成のため、ひっくり返してあります。

そうなのです、裏面全体に、ひびが入っていたのでした。。。

おかしい。。。だって、いつも通りのプログラムでちゃんと徐冷までしたのに。。。

フルフューズの時に中の状態をきちんと見て問題なかったし、割れ方が尖っているから、徐冷の時に入ったひび、だとは思うのですが。。。


いろいろと考えて、トップ温度からの急冷が、あまりに急すぎて、サーマルショックを起こしたのかしらん?!と、翌日炉に入れたときは、普段ちょこっとだけ開けている扉を閉めたまま、急冷しました(所要時間35分くらいかな)。ブルズアイのHPにも、急冷時は、冷たい風がガラスに当たってサーマルショックを起こさないよう、扉を閉めたまま行うこと、とそこかしこに書いてあるし、ビデオでも言っているし。この時点でフルフューズ3回目。


で、翌朝びくびくしながら炉を開けてみると。。。


(裏面を上にして置いてあります)

やはり。。。。。。。


万策尽きた気分ですが、海外サイトには、このような端材の焼成時は3ー4時間は一定温度で徐冷(アニールソーク)する、と多くのサイトで見受けられたので、ダメ元で現在、4回目のフルフューズとして作品を炉に入れています。アニールソークだけで4時間、合計9時間半くらいのプログラムです。その後自然徐冷なので結果がわかるのは明日かな。

ふう~~ って、仕事をしているのは電気炉とデジタル温度調整器で、私は時折炉の様子を窺っているだけなのですが。




気分転換に~💛


わたしの大好きな海外サイトにこちらがあります。

さすがアメリカ、端材利用も大胆というか、スケールがでかいというか。

中には、「講師の先生たち、生徒さんたちにふだんからちゃんとガラスを綺麗に拭いてから作品を作るよう指示しておけば、端材も綺麗よ~」とか「ほこりがあったら、ふっ~~と吹き飛ばすだけ」とか「計量するのは面倒だからしないの。でも、モールドの隅々までちゃんとガラスがいきわたるよう、気を配ってね」などの教えが。もちろん確固たる知識と豊富な経験に基づいてのコメントだと思っています。


このページの一番上にカーソルを持っていくと、た~くさんのモールドを見ることができます。お時間があったら Bottomless Molds、Other Molds、Stainless Steel Formers and otherなどをクリックしてみてくださいね。こんなにたくさんのモールドがあるのだと、結構感動します💛 他にもいろいろなページがあるので、ぜひ覗いてみてくださいね!






Glass Kindred Spirits

ガラスフュージングと七宝焼きアクセサリーを作っている Mari です。 Welcome! I'm Mari, making glass fusing fusing & SHIPPO (enameling) accessories.